今年から、"skill up lab(SuL)"の中で、データサイエンスに関する勉強を行っていきます。
ここ数年、多種多様な情報を自由に入手することも可能となってきています。情報を適切に扱い、分析するための方法論を正しく理解するスキルが欠かすことができなくなってきています。
建築においては、建物の敷地、その周辺、街のコンテクストを正しく読み解く必要があります。オープンデータなどの活用によって、多角的な側面から分析可能な力を身につけることを目指します。
また、BIMを使った設計が日常的なものとなりました。この設計プロセスの中で作られたデータを二次利用することによって、BIMがより有効に活用することができます。設計プロセスの中で蓄積された情報からどのような分析が可能となるか、データサイエンスという側面から情報と向き合うことが二つ目の目的です。
サイトに関する分析を行うために、データを可視化するためにグラフ化するだけではなく、地理情報を含めて可視化する必要があります。そのためには、GISのソフトウエアーを使うことは欠かせません。
我々は、まずは下記本から、ソフトウエアーの基礎知識を身に着けることから始めました。
[オープンデータ+QGIS]統計・防災・環境情報がひと目でわかる地図の作り方
出版社: 技術評論社
ソフトウエアは、オープンソースの「QGIS」を使用していきます。
この記事は、約7,8回の連載予定で、
次回からは各担当から1か月に1回ほど更新してもらう予定です。
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