Grasshopper内でSweepを利用する機会は少なくないですが今回はSweep1について下記の様なシチュエーションの場合を想定して少し考えてみました。
1.折板を想定した少し細かいSection
2.円弧と直線が混ざった接線連続している複合的なRail
上画像を基に説明します。
1.円弧(青)と直線(緑)をjoinしてRailとし、断面(赤)をSectionとしてSweep1コンポーネントを利用しますが複雑な為か計算時間が20秒弱掛かりました。
複雑なSectionが問題と考え、
2.Sectionを分解してひとつひとつの線をSweepしてみると14秒と、少し計算時間が改善しました。
更に、
3.Railも分解して円弧と直線それぞれ、Sectionも2と同様に分解してSweepしてみるとコンポーネントは増えますが計算時間は6秒弱と更に改善しました。
今回の条件下において、更にもう一歩方法を考えてみました。
A.Sweepした結果の折板サーフェスの曲線部のエッジは全て円弧になるので、Sweepを使わずにこのエッジを全て円弧線作成で用意してしまう。
B.1面ずつ、LoftなりRuled Surfaceなりで面を張る。
このやり方でやると計算時間が1秒下回る事が出来ました。
更に面の作られ方についても下画像の様にSweep(左)でやるよりもRuled Surface(右)でやる方がIso Curveの少ないシンプルな面を生成する事が出来ました。
手間は掛かりますが、作り込みの必要がある際には作業の選択肢として考慮に入れたいところです。
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