Grasshopper上に用意されている標準機能ではFillet Surface、Blend Surface、Extend Surfaceなどが使えません。(数えればキリがありませんが・・・)
ここではC#コンポーネントを利用したFillet Surfaceを紹介します。とても簡単です。
Blend Surfaceについては文末に補足を、Extend Surfaceについては別記事で書きます。
実行画像を示します。入力の各種設定と70行目に1行記述しています。画像を参照下さい。
これはSurface.CreateRollingBallFillet Methodを利用しており、オーバーロードされた三つのメソッドが用意されていますが、共通しているのはフィレットの方式がローリングボール方式だということです。
Rhino上でフィレットを掛ける際、例えばFilletEdgeコマンドを利用する時は下記の三種類が選択できます。
・ローリングボール
・エッジからの距離(を一定に)
・レール間の距離(を一定に)
フィレット処理については、下記リンクが丁寧に書かれていますので紹介しておきます。
デジタルツールはじめの一歩 Rhinoceros編 第3回:フィレットは重要なデザイン要素
今回は、
CreateRollingBallFillet(Surface, Boolean, Surface, Boolean, Double, Double)
を利用して試しました。
下図の様に簡単にひねった面くらいであれば利用できます。
面の向きによって機能しない事がありますので、そのためにflipのスイッチが用意されています。
このメソッドはあくまでサーフェス間のフィレットで、ポリサーフェスやソリッドモデルのエッジフィレットなどはできませんのでなかなか活躍できる状況は限られるのが個人的な印象です。
Blend Surfaceは現状のRhino5、Grasshopper0.9.0076では簡単には利用できませんが、チャレンジしている方は調べれば様々出てきます。
例えば、以下のようなスレッドを参考にすると良いかもしれません。
Scripting BlendSrf
コメントをするにはログインしてください。