◆事前の準備
GrasshopperのC#コンポーネントでExcelとの読み書きを行うためには、Microsoft.Office.Interop.Excel NameSpace(名前空間)を利用する必要がありますがそのままでは利用できません。
今回は利用するための準備を紹介します。
C#コンポーネントの右クリックメニューから、Manage Assemblies...を選びます。
別画面が出るのでAddをクリックして以下のdllを選択。(Windows10)
C:\Windows\assembly\GAC_MSIL\Microsoft.Office.Interop.Excel\15.0.0.0__71e9bce111e9429c\Microsoft.Office.Interop.Excel.dll
Windows7でもバージョンが違うだけでほぼ同様にアクセスできます。
一度読み込んでしまえばそのPC環境でC#コンポーネントを使う限り、常にMicrosoft.Office.Interop.Excel.dllが読み込まれます。
因みに読み込んだdllの情報はGrasshopperのフォルダで管理されており、初めて独自にdllを読み込んだ時点でgrasshopper_assemblyhistory.xmlが作成され、それ以後このファイルに追記されていきます。
エディタに戻って確認してみましょう。下画像のようにusingに名前空間が追加され、Microsoft.から続くOffice名前空間が選択できるようになっています。
◆Excelと連携する
準備を済ませ、GrasshopperからExcelに書き込む簡単なコードを書いてみます。
GrasshopperからExcelに書き込む(GitHub Gistに飛びます)
次にExcelのデータをGrasshopperに読み込みます。すでに開かれている任意のExcelファイルを読み込むことを前提に書いています。
ExcelデータをGrasshopperに読み込む(GitHub Gistに飛びます)
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