上画像の様に任意の線を引きそれを通るサーフェスを生成する為に、Rhinoceros(以下、Rhino)ではPatchやNetwork Surfaceを利用しますが、今回はNetwork Surface機能について取り上げてみたいと思います。
上画像のコンポーネントは既にGrasshopperに実装されているNetwork Surface機能ですが、これを利用する為にはU方向とV方向(要は縦方向、横方向)の曲線を別々に入力する必要がありますが、Rhinocommonのライブラリに眠っているNetwork Surface機能をC#で呼び出してみましょう。
76、77行目の2行を書くだけでNetwork Surfaceが利用できます。(それ以外のコードはインプットに説明文を書き込むコードで機能上は不要。)この時に下画像のようなRhino上でNetwork Surfaceを使う時に出てくる設定パラメータもこのコンポーネントで実現できます。
C#で作ったNetworkSurfaceコンポーネント(CONは連続性、TEDはエッジ曲線の許容差、TINは内側曲線の許容差、TANは角度の許容差)
このコンポーネントが既存のものと違うのはトップの画像のような縦横の線を分けずに一度に入力してしまえる気軽さと、前述の通り、Grasshopper上でもRhinoで扱えるような許容値の編集が可能な事です。使い道としては一長一短ですので使い分けは必要かと思います。
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